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一番身近な材料、ダンボール…
でも、必ず雨の降る百ハイでは崩壊必至。
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衣装データ |
モデル |
正露丸 |
形状分類 |
箱型 |
選択理由 |
当時のCMから |
サイズ |
110×50×50cm(推定) |
装着時頭頂高 |
190cm(推定) |
重量 |
不明 |
外面材料 |
ダンボール 画用紙 |
フレーム材料 |
ダンボール |
その他の材料 |
透明ビニルテープ |
雨対策 |
なし |
歩き易さ |
普通 |
手の振り |
不可 |
通常視野 |
狭い |
ハッチ開閉時視野 |
やや狭い |
後方確認 |
体ごと |
ゴール |
22時頃 |
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構造図 |
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肌に密着していない仮装用装着物とそのフレーム |
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肌に密着している仮装用装着物 |
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仮装に準じた形状に加工したバックパックや仮装固定具 |
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仮装に関係ない荷物やバックパック |
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仮装用装着物なし |
←open |
視野確保用ハッチ |
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■説 明
記念すべき初出場にして、仮装大賞に輝いたのは、当時のCMに登場していた歩く正露丸の箱の仮装。構造としては小型冷蔵庫のダンボールをベースに橙色の画用紙を貼り、模様をマジックで描いてます。各パーツの接着・固定方法はいわゆる「テープのベタ張り」で決して見栄えの良い物ではありませんが…当時はこのレベルでよかったのでしょう。
視野確保用ハッチはラッパのマークの丸い部分ですが、よく見ると更にその中のラッパの先端部分も小さな窓になっていて、より本物の箱に近い形でも辛うじて外を覗けるようになっています…と言っても道中は殆ど、丸窓を開けた形で歩いていました。
100ハイではこういう箱型仮装衣装は最もポピュラーな物の1つですが、一番の問題は「手が振れない事」です。普段歩いている時にはあまり気にしませんが、人間は手でバランスを取りながら歩いており、もし、その手の振りが出来ないまま歩くと、そのバランス補正の役目をすべて脚だけで行わなければならなくなり、その余計な負担により、脚の疲労が悪化します。そのせいもあってか、東京都内に入ってから、一部で中身を先輩に代わってもらったところもありました…ちょっとズルですね。
初出場だったので、「百ハイには雨の降る確立が非常に高い」なんて事を知る由も無く、二日目の土砂降りでベースのダンボール箱は壊滅的な打撃を受け、腕で天井を支えつつ辛うじて形を保ったままゴールはしましたが、そのまま即ゴミと化しました。今ではラッパのマーク部分しか残ってません。
この頃は、まだ仮装大賞が2人(組)選ばれており、私が「人文科学部門」(うろ覚え)で、もう一つの「自然科学部門」(やっぱりうろ覚え)には「カレーライス」さんが選ばれていました。彼らは2人で一緒に一枚の皿を背負っており、開会式では、
黄色いほう:「カレーで〜す!」
白いほう:「ライスで〜す!」
2人:「2人合わせて、カレーライスで〜す!」
と息の合ったところを見せていました。そのコンビネーションそのままに、最後まで二人並んで仲良くゴールしたそうです。
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