タイトル


フレームが折りたためて携帯性はピカイチ。
でも、それと引き換えに見栄えがダウン。

写真
衣装データ
モデル たまごっち
形状分類 ハリボテ型
選択理由 当時のヒット商品から
サイズ 90×60×45cm
装着時頭頂高 200cm
重量 不明
外面材料 ニット他
フレーム材料 プラスチックダンボール+木材
その他の材料
綿
針金
雨対策 専用防水カバー
歩き易さ 普通
手の振り やや難あり
通常視野 普通
ハッチ開閉時視野 −−−
後方確認 体ごと
ゴール 20時

構造図
構造図
color 肌に密着していない装着物とそのフレーム
color 肌に密着している仮装用装着物
color 仮装に準じた形状に加工したバックパックや仮装固定具
color 仮装に関係ない荷物やバックパック
color 仮装用装着物なし
←open 視野確保用ハッチ



■説 明

     この年は、あまり目立ったCMキャラがいなかったので、代わりに話題になった商品「たまごっち」の仮装をすることにしました。
     これを製作する時にこだわったのは、「かさばる仮装衣装をいかに小さく畳んで運搬するか?」でした。この実現のために、骨組みを格子状にして折りたためるようにして、開いた後、骨組みに綿や布を張ってハリボテ化する構造を試してみました。
     プラスチップダンボールを木材補強した骨組みの上に紙・綿・ニットを重ね合わせて滑らかなタマゴ状の形に…と思って実際にやってみたところ、あまり綺麗な形になりませんでした。出来としては最低ランクです。
    写真写真
    写真写真
     代わりに、たまごっちと同様に画面部分のキャラを成長(?)させることで、どうにか出来の悪さを補おうとしてみましたが…

    1. おやじっち
    2. ストイコビっち (サッカー選手)
    3. フーっち (HOOCH)
    4. 大陀羅ぼっち (「大太ぼっち」の間違い)
    5. スコっち (沖雅也)
    6. 金ぱっち+マっち (武田鉄也+近藤真彦)
    7. 金田いっち (豊川悦司ヴァージョン)
    8. レオナルド・ダ・ヴィンっち (モナ・リザ)
    9. カール・ゴっち (筋肉腕付き)

    これで出来の悪さを補えたかどうかは不明です。
     当初は首からベルトで提げていましたが、フレームが折れそうになったので、急遽、頭で支えるように改良。つまりこの衣装は、広い意味で「帽子」になるかしら?

     例のごとく、「微妙に違うバッタもの」を踏襲し、メーカー名は当時合併するだしないだと騒がれていた「セガバンダイ」をもじって「サガバンザイ」、商品名は「たまごっさ」としていました。この少し後、セガとバンダイの合併は白紙に戻されましたが、私のせいではありません。

     ちなみに、この時に一緒に仮装大賞を受賞したのは、「百ハイ指南所」の林氏によるクリスマスツリー「いい枝ぶり」でした。これ以降、仮装大賞が2人(組)に授与された記憶はありません。受賞枠を広げてもいいと思うのですけれども。