タイトル



     早稲田大学の名物行事の一つに、「本庄〜早稲田100キロハイク」(通称「百ハイ」)と言うのがあります。これは、埼玉県本庄市から早稲田の大隈講堂までの約100kmを2日間かけて歩く行事で、毎年1000人もの参加者達が自らの2本の脚を武器に100kmの長き道のりに挑みます。

     この「百ハイ」の趣旨は、「体力の限界への挑戦」を基本にしていますが、いつの頃からか「仮装行列」という側面も表れはじめました。「苦しい道のりを少しでも楽しく」もしくは「仮装という負荷を体に与え、自らにハンデを与えるため」等の理由から、参加者の一部に思い思いの仮装衣装に身を包んで歩く人が現れ始めたのです。その仮装参加者の出現を重く見た主催者側は、優秀な仮装に対し仮装大賞を設け、仮装戦争に拍車をかけました。そして今では、「世界で一番長い仮装行列」と呼ばれるほどになったのです。

     この「百ハイ仮装道」では、百ハイ仮装大賞の連続受賞者である筆者が、今まで製作した百ハイ仮装衣装や、今までの経験から学んだ製作ノウハウを紹介しています…と言うより、仮装の事しか書いてません。100kmの「歩き方」に関するノウハウは、百ハイ仲間の林氏が主宰している「百ハイ指南所」を参考にすると良いでしょう。

     このページで、百ハイ仮装の新しい歴史の幕開けに微力ながらお手伝いできれば幸いです。



    早稲田大学理工学部情報学科OB(1996年卒)
    第32、34〜42回仮装大賞
    山本 桂生 


    ※このページは2005年に書いた物です。その後、色々と百ハイの仕組みやルール等は変わっていると思いますので、その時のルールに合わせて百ハイを歩くように心掛けて下さい。