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 手榴弾風アロマキャンドル
 
手榴弾風アロマキャンドル・写真1
手榴弾風アロマキャンドル・写真2
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製作の様子(クリックで拡大) 手榴弾風アロマキャンドル
 (2009年武装商店ホワイトデー企画用→WonderFestival2009夏 初出品)
ウチのステッカーなどを委託販売をしてもらっている武装商店様のホワイトデー企画のお返しアイテムとして作った物。「女性に喜ばれそうなもの」「武器らしく点火するけど危険ではないもの」「ガレージキットと同じ要領で量産できるもの」という条件で思案した結果思いついた物です。米軍の代表的な手榴弾にはそれぞれ「MK2=パイナップル」「M26=レモン」「M67…アップル」という愛称がついているので、それに合わせた香りがついています。本体はパラフィン製、レバー部分はレジン製、ピン部分は金属製で、ピンを抜いてレバーを外すと芯が出てくるのでそこに点火します。破片手榴弾は英語で"Fragmentation Hand Grenade"なので、これは言うなれば"Fragrance Candle Grenade"とでも言いましょうか。
 市販の手榴弾の実物大模型を参考にしつつ、ボール盤を旋盤代わりにしてレジンで原型を作りました。(右のサムネイル参照) っても、手榴弾は本来ごろごろ転がる様に作られている為に、そのままの形でロウソクにしたら危なっかしいので、実物よりも下膨れにしつつ底面を平らにしてます。

比較図 武装商店用に作った「試作版」では、「手榴弾っぽくすべきだ」と思っていた為に、単色成型+銀色のレバーになってました。その後、ワンフェスに出品した製品版Ver.1では、「果物っぽくした方が良いのでは?」と思い、本体のヘッド部分が緑色の2色成型+緑色のレバーになってます。他にも顔料や香料の種類が若干変わってはいますが、基本的にはほぼ同じです。
 最初、ガレージキットで使うレジンキャスト(収縮率1%未満)と同じ感覚でシリコン型を作ってみたら、パラフィンの収縮率が15%前後もあるせいで、硬化とともに凹みまくってえらい目にあいました。キャンドル作りの場合には収縮方向も考慮に入れた型作りが必要みたいですね。
 これが「架空製品」に分類されるのかどうかはやや疑問ですが、他に収録できそうなページが無いのでここに入れておきます。
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