■東北電力・エコアイス
■ THE ENCYCLOPEDIA OF THE LOVELY MASCOTS IN A CORNER ■
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実物は
「萌えるエコアイス」
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名 前   エココ(仮名)
「えここ」「エコ子」「エコアイスちゃん」のほか、 英表記には"Ecoko"、"Ecoco"の諸説あり
性 別 ペンギン帽子の女の子
履 歴 1999.4.1 キャンペーン開始
1999.6.30 キャンペーン終了
家 族 お供のペンギン(青と紺)
没バージョンでは7匹いたらしい
妹(パンフ版・FC推定)
特 長 年齢:9歳(FC推定)
体重:30kg(FC推定)
身長:130cm(FC推定)
立て看実測:94cm(リボン含まず)
原作者 渡辺祥智さん
(白泉社LaLa「銀の勇者」の作者)
工房評価 コットセリフセリフ
FC推定…ファンクラブ(含当工房)による推定です。オフィシャルなデータではありません。
一部、他ページから転載しているデータもありますが、許可を得て転載している物です。

コットの能書き
コット
 今さらここで、特筆する事もないですね。東北電力が誇る(?)電力業界…いや、ネット界最強のマスコット「エココ(仮名)」です。ダメ人間を増やしたという意味で「最悪のマスコット」とも言えますか(笑)

東北電力がエコアイスの期間限定キャンペーン用に、このペンギン帽子の女の子を立て看板、ポスターの図柄に起用し、それを発見したShow_Taken氏(「萌えるエコアイス」主宰)が、そのキャラをネットで紹介したのが発端でした。

後の調べで、その女の子の作者が白泉社LaLaで活躍されている渡辺祥智先生ということが判明しましたが…QuickJapan誌によると、担当者に知り合いがいたからだとか。

そのペンギン帽子の女の子が、近年の日本人の脳において発見された「萌え中枢」において、幸福感の伝達を促す「ロリプニパミン」というホルモンの分泌を活性化させることが判明(嘘)するやいなや、俄かに注目を集め、インターネットというボーダレスなメディアを介して、全国に爆発的な速度で広まりました。

ここに、ネット同人界に「えここ」という一大勢力が生まれたわけです。有名CGリンク集に「えここ」「エコアイス」といった新ジャンルを追加させるに至った事からも、その力の大きさが窺い知れます。

この動きを察したマスコミにより、各種雑誌にも登場するに至り、SPA!の1999年12月22日号にて、「裏キャラクターベスト10」にてライバルとされるデ・ジ・キャラット((C)BROCCOLI)を押さえ、見事1位に輝きました。

実際、エココを語る時に、よく比較に出されるのが、前述の「デ・ジ・キャラット(でじ子)」ですが、でじ子の方は「ネコミミ+メイド服と、狙っていることが見え見え」という感想を持つ人が多いようです。逆に、企業的戦略が微塵も感じられない純粋無垢さと、その生い立ちや設定が一切不明なのが幸いして、色々と想像をめぐらせることができるエココの方に軍配をあげる人が多いようです。

逆にいうと、それがエココの弱点でもあります。付随する製品の販売促進がマスコット役割の1つですが、このエココがエコアイスの販売に貢献したかどうかについては、とても怪しいのです。

そもそもエコアイスとは、「割安の夜間電力を利用して氷を作り、昼間の空調に利用する」という、中小企業のビルに設置する大型機械です、そう滅多に売れるものではありませんから、「売れない=マスコットとしての力が無い」というのは、ちょっと可哀相な気がしますけが、「エココが適材適所だったか?」というと、かなり疑問が残ります。 …でも、可愛いから許しましょっ!(笑)

蛇足ですが、当工房長が「『萌えるエコアイス』に記載されているFC推定値は、私が提案した値だ」とか、「“萌えるエコアイス”という言葉を作ったのは俺だ」とかナントカって言ってましたが…まぁ、威張らせておきましょう(汗)内心、このマスコット界の小さな巨人に関れたことが嬉しいんでしょうから。

何はともあれ、エココは、世界ではじめてネットを通じて広まったマスコットとして、後世まで語り継がれて行くでしょう。

■ (C)1999 Genrei Studio ■
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