バーゲン争奪戦用手提げホルダー | |
朝早く共に並んだ親友を 殴り倒しても欲しいと思う心… 人、それを「物欲」と言う |
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バーゲン争奪戦用手提げホルダー・レジンキャスト版 (WonderFestival2005冬 展示〜出品用) 「防犯用カラーボール(死球版)」に続く架空製品の具象化。前々から持った感じが似ているなぁと思っていた「手提げホルダー」と「メリケンサック」を合体させたわけで。これ持ったオバチャン達がバーゲンセール品に群がりつつ死闘を繰り広げ、最後に勝ち残った者が「オバチャン・ザ・オバチャン」の称号を手に入れる事が出来る〜てな話なのだと思いますが、作った本人も詳しい事は解かりません。真ん中のコピーは構想時のコードネームが「買功夫」だったことによるものですが、最終的にはボツになり「素」の名前で落ち着きました。 「防犯用蛍光カラーボール」と同じく、この手提げホルダーもワンフェスで出品しようと色々と検討し、2005年夏のワンフェスで初出品しました。 レジンキャスト(アイボリー)にアルミパウダーを混ぜてあらかじめメタリックな着色をして注型しました。ノンリーフィングタイプのアルミパウダーなので、表面に浮かばず、満遍なく混ざりますが、やはりバリの切断面はメタリックな色が弱くなってます。写真ではクリアを2回吹いてますので光沢がありますが、本当はつやの無い安っぽいメタリックグレーです。サイズ等は ・大きさ…142×72×14mm ・重量…約70g ・片面にのみ「まいどありがとうございます」の刻印 となっています。レジンキャスト製なので実際の手提げホルダーと比べて柔軟性の欠け、衝撃で割れる可能性があり、実際の荷物の持ち運びには向かないと思います。勿論、人を殴るのには使えません…つーか使うな! バーゲン争奪戦用手提げホルダー・メタル試作版 (WonderFestival2010夏 出品) レジン製の物をワンフェスで売っていると、しばしば「金属製の物が欲しい」という声を頂いたので、以前から興味があった耐熱シリコンを使った鋳造実験を兼ねてメタル版を試作しました。材質は減摩合金と呼ばれる融点約240℃の低融点のスズ合金です。ホワイトメタル、バビットメタル、ハイメタルとも呼ばれているみたいですね。 サイズ等は ・大きさ…142×72×9mm ・重量…約280g ・片面にのみ「まいどありがとうございます」の刻印 となっています。レジンキャスト製の物は強度上げる為に無駄に厚みがありましたが、メタル版は薄くても大丈夫なので9mm厚になってます。 初めての鋳造・研磨作業で試行錯誤しつつ製作したので、色々と粗が目立ちました…やはりレジンキャストとは勝手が違いますね。今後はもう少し実験を重ねて、鋳造用に特化した原型・シリコン型を作ったりしてクオリティを上げたいなぁと思っています。 |
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