本物の金印の「漢委奴国王」(かんのわのなのこくおう)を見ると「の」がやたらと登場するのが目に付きます。そこから生まれたのが、この莫迦金印
「那禰仁奴年乃七能国王」(なねにぬねのなのこくおう)です←発声練習か何かですか?
本物の金印は、上部のヒモを通す穴がある「紐(ちゅう)」の部分がとぐろを巻いた蛇をかたどった「蛇紐(だちゅう)」になっていますが、この莫迦金印は「鰻紐(うなちゅう)」になっています←パチモン街道まっしぐら。また本物の約1・8倍の大きさ(約4cm角)に拡大しています。
押印できない事もありませんが、あまり綺麗に押せません。どちらかと言うと実物を見て脱力するための物です。ま、早い話が、何の役にも立ちません。あきらめて下さい。
現行品は実は第2版だったりします。現行品は1パーツ+穴あけで作っていますが、初版は本体と紐部分の2パーツを接着して作る方式でした。
銀行の窓口などに強盗犯へのマーキング用に置いてある蛍光顔料粉末入りカラーボールのデッドボール版です。中身の蛍光顔料ではなく、犯人の体の内部から出る赤い液体をマーキングに利用します。…って、あくまで冗談の産物ですので実際に使用しない様に!
試作品では、インテリア用南部鉄製鎖玉を蛍光塗料で着色してみましたが、コストと製作の手間の事を考えてボツ。初版は蛍光顔料で着色したクリアレジンで釣り用の40号オモリを封入注型して作っていましたが、顔料を混合したせい(?)でクリアレジンにヒビが入りやすくなる事が発覚したので、現行品の第2版では通常のレジンに切り替えました。もうちょっと言うと、初版から第2版の移行期に、通常レジンを蛍光塗料で塗装した1.5版もあったりします。
右下に「偽」説明書がありますが、あくまで冗談ですので、本気にしないで下さい。何故「4」が無いのか聞かないで下さい。最後の「5」のオチが解らない人は梶井基次郎の「櫻の樹の下には」を読んで下さい。
前々から持った感じが似ているなぁと思っていた「手提げホルダー」と「メリケンサック」を合体させた物。これ持ったオバチャン達がバーゲンセール品に群がりつつ死闘を繰り広げ、最後に勝ち残った者が「オバチャン・ザ・オバチャン」の称号を手に入れる事が出来る〜てな話を妄想した結果こう言う名前になりました。
当初はレジンキャスト製だったので、実際に使う(勿論荷物持ち用ですよ)にはやや強度が足りませんでしたが、2010年夏から低融点金属(減摩合金2種)で作るようになり、実際の使用(何度も言いますが荷物持ち用ですよ)にも十分耐えられる物になりました。
磨き具合に個体差があったり、鋳巣などの粗が目立ちますが、歴戦の傷だと思って多めに見てください。
背中に金塊を担ぎ通帳を見ながらほくそ笑む、二宮金次郎のダークサイドバージョン。構想6年、製作3ヶ月の当工房初の人型フィギュア。像自体の高さは約10.5cm、台座を含めると約12cm…おそらく1/12スケールぐらいです。実物に換算すると、背中の金塊1つが約30kg、6つで約180kgぐらいになる計算になります…少年でありながら、それを軽々と担いで笑みをこぼすとは恐るべし守銭奴パワー。
色が何が良いのか解らなかったので、3色つくってみました。台座は、染料を流し染めして大理石調に仕上げてありますので、模様にはかなりバラつきがあります。
「ボロは着てても心はアコギ」を座右の銘に、金運招福・商売繁盛の守り神として、店頭や玄関に置くと、普段と変わらない平凡な日々が続くでしょう。←ご利益は無いんかい!
冷蔵庫などの鉄部にメモ等を留めるマグネット。アフリカで見られる特殊な形状の投げナイフを模していて、あたかも刺さっている様に見えるのが特徴。
カムチャッカ半島とチャッカマンを組み合わせた全く新しい…いや何でもないです。以前武装商店のホワイトデー企画用に製作した物とほぼ同じです。架空製品に掲載している試作版では角ばっていましたが、製品版(?)で全体的に丸くなっており、持ち易さがさらにアップしています。
中にチャッカマンを挟み込んでネジ止めする方式になっており、、引き金のロック、火力調整つまみ、ガス残量確認窓などのチャッカマンに備わっている機能はそのまま使えます。チャッカマン自体が使いきりタイプでガスの補充機能はないので、ガスが切れたらチャッカマンごと交換して下さい。一応、カラーレジンで作っているので最初から赤い色がついていますが、カムチャッカ半島の一般的な色のイメージがよく解らないので、色味が気に入らなければ各自で好きな色を塗って下さい。
なお、チャッカマンとロシアは不用意に扱うと大変危険なので取り扱いには十分注意して下さい。
まどかマギカのマミさんをモチーフにしたUSBメモリ。同じ事を考えられた方も何人か居られたみたいですが、まぁハッピーアイスクリームって事で。キャップがリバーシブルになっていて、例のシーンが単体で再現できる所がウチのオリジナルですかね。
元々は武装商店へ在庫集計用ファイルを渡す為に作った物です。その時に作ったプロトタイプは紆余曲折を経て最終的に虚淵氏の手に渡ったとかナントカって噂を聞きましたが、詳細は不明です。
まぁそんなこんなで評判が良かったので、イベント頒布用に幾つか製作しました。外注ものではなく、USBメモリ部分以外はすべて自作で、絵柄はシールではなくて樹脂に直接印刷しています。
Ver.1〜2では0.5mm程度のモールドが入ったレジンに印刷してたので2.1〜2.2次元ぐらいかな? 印刷時の位置合わせがとにかく面倒くさかったので、Ver.3ではモールドのない塩ビ板にに印刷した後上から透明塩ビ板を張り合わせて切り抜く方式に変更しましたが、製作工程はかえって複雑になりました。
とにかく作るのにものすごく手間がかかるので再販は困難です。作ってると次第に体力もSAN値が下がっていくので、当工房内では「マミさんの呪い」として恐れられています…正直もう作りたく無いのですよ。
目の部分に「提供」の文字が入る眼鏡。詳しくは「架空製品・提供メガネ」のページをご覧ください。
以前ワンフェスで展示用に作っていた物はフレームがクリアのプラスチック製でしたが、それだとコストが高くなるので、量産型では金属製のフレームに変更しました。作った時期によって文字部分の形状が若干違っていますが、基本的な構造は大体同じです。
「提供」の文字の隙間から前を覗くことになるので、かなり前を見るのが困難です。ウケ狙い以外に実用性はありません。その辺りはご了承ください。
使用していたフレーム(シルバー・ゴールド・ブロンズ)が絶版になった事に伴って、2016年夏頃から新フレームに変更し、フレームカラーがシルバー・ゴールドの2種類のみになりました。旧フレームとは色味が若干違いますので、ご注意ください。